CUORE～クオーレ～

きのう、お買い物中、携帯が鳴りました

仲良しの友達からで、

「ちょっといろいろあってさ～…」

と、沈んだ声。



そこではゆっくり話が聞けなかったため、おうちに帰り、
電話をかけてみましたが、
　


…出ない




家事をすませ、落ち着いたところで再び電話をかけてみましたが、



…また出ない



自宅の電話にかけても出ない




家に一人でいるということだったので、
「ちょっと様子見てくる」と、その子のうちに向かいました。



駐車場にはその子の車がちゃんと停まってる

ということは家にいる。

でも電話には出ない…



まさか、何かの急な病気で倒れてる

それとも、何か事件に巻き込まれた



もともと妄想族の私は不安と緊張で頭の中がグルグル。。。


もし倒れてたら、救急車を呼んで…

もし犯人と出くわしたら、私も刺されるかも…


覚悟を決めてマンションの階段を登って行きました



予想通りピンポンを押しても返事がない…
しかも鍵が空いている…



私の緊張は頂点に…




何があってもいいように携帯を握りしめ、盾になるように持っていたバックを抱え、
勇気を振り絞り、そ～っとドアを開けました。




中は真っ暗で、人の気配はない…
とりあえず犯人はいないみたい。


「…い、生きてる～…」


と真っ暗な部屋に入って行きました。





「…よっちゃ～ん…………」　　（私、普段は『よっちゃん』と呼ばれてるんです）


見ると、ちゃんと敷かれたお布団の中で、お昼寝をしていた彼女を発見…


携帯、お布団の中にあるのに…

すぐ横には家の電話もあるのに…



携帯にも家の電話の着信にも全く気づかなかったそう……




「本っ当～に、ごめんね～」と、彼女。




いやいや、無事で何よりなんだけどね…


でも、私のあの緊張と不安と、奮い立たせた勇気を返して～





爆睡していた彼女が悪いのか…

妄想族の私が悪いのか…



きっと今の物騒な世の中にも原因はあるのかな～




もしかして『新参者』の見すぎ…

内容分かる方はご理解頂けるかも…


今はまっています…